OTONOMORI　５th　上原琢矢リサイタル２０２４

オール・リスト・プログラム

多くの方にご来場いただき盛会のうちに終演致しましたことをご報告申し上げます。

当日はあいにくの大雨となりましたがお足元が悪い中、80人を超える方にお越し頂き

イベントへ期待を寄せ20代30代の方にご参加頂けたこと、大変光栄に存じます。

当日は自泉会館の美しい凛とした空気とピアニスト上原さんの語りと演奏から広がる風景が交差しとても心地よい空間が広がりました。

ご来場頂いた皆様はとても真剣に耳を傾けてらして個々それぞれの楽しみ方をされておられたと

思います。５th記念品のマグネットも大変好評でした。

赤い鳥のデザインがとてもカッコよく、明るい未来を感じる本イベントにピッタリの「ボタニカルバード」（上原さん銘）となりました。

おとのもりは5年前、この自泉会館からスタートしましたが間もなく新型コロナウイルスが世界中を襲い芸術文化と社会についてそして「いのち」についてより一層強く考える時間となりました。これまで芸術の役割とは違う（何か）が必要である、芸術文化を支える方々の中で既に動きながら実践されている方もいらっしゃったように思います。そのような疑問をおとのもりではラジオでの臨床研究をベースに『まなざしの共有』の重要性をピックアップして実践を重ねてまいりました。特に学藝顧問の上原さんとはイベントの有無に関わらず【対話】を丁寧に行い継続しフィードバックを行いながら「創造性」「人」の可能性を信じて未来を切り開いてきました。これまでの集積を本公演を主催させて頂くことで提示できましたこと、大変光栄に思います。

当日は意義ある時間へ導くナビゲーター/ピアニストとして全力の演奏と語りで挑んでくださった

上原琢矢さんのご尽力に心より感謝申し上げます。一過性ではない必然性をまとったリサイタルがこれからも社会との架け橋になるよう心より願い今後も研鑽してまいりたく存じます。

◎アンコールは5周年に伴い5曲ご披露下さいました。皆様のこころには様々な風景が浮かんできたのではないでしょうか？

◎アンケートにご協力頂きました皆様、有難うございました。

メッセージは後日ご紹介させていただければと存じます。

～丁寧に扱われる１つ１つの音はひとりひとりの細胞を巡り奥深い心と生命へ辿り着く。

外側と内側を心地よく巡る音は人々の希望と小さな幸せを生み出す光となる～

おとのもり芸術文化振興協会　代表理事　佐伯佐和子