1月27日「サバイブのむすびめ」凸版印刷と「美術手帳」によるプロジェクトによるトークイベントに参加しました。【トーク概要】能楽(能・狂言)の公演では新型コロナウイルス感染拡大に伴い厳しい状況が続いています。公益財団法人能楽協会は業界全体の流れを変えられるようデジタル技術を使用することで新たな魅せ方に挑戦し既存ファン層以外へのアプローチへチャレンジします・・・クラシック音楽業界に携わる者としても大変興味のある内容で今回は参加させて頂きました。今回は能楽とVRを使ったアプローチで若い方へ能楽を届けたいという企画です。撮影は360°カメラを使用し映像も美しく自然との調和という意味も含め撮影は野外で行われており厳島神社の美しい映像の中で能楽を最前列で鑑賞しているような体験ができるとのこと。能楽堂へ足を運んでもらいたいがコロナ禍でなかなか難しい状況が続いており伝統ある能楽を次世代へつなげるには何をすればよいのか・・自問自答しながら活動されています。私自身は能楽×VRという斬新な発想に大変驚きましたが公益財団法人能楽協会の山井氏が仰っていた「本質を見失うことなく別の作品を作る」というアプローチの方法、考え方は「新しい生活様式」のもと舞台芸術における新たな鑑賞体験の可能性を感じました。コメンテーターの方が「鬼滅の刃」とのコラボも面白いんじゃないか・・と!(^^)!アリかもしれません~と仰っていましたが実はエヴァンゲリオン×能楽の企画はあったようです(*^^*)650年から700年続いた能楽を我々の代で終わりにできない、最高の形で次の時代へバトンを渡す挑戦・・芸術文化の挑戦。私たちも芸術文化というむすびめで持続可能な活動ができればと思います。