関西在住の演奏家を中心に結成されているイル・チェーロ合奏団のコンサートに伺わせて頂きました。こちらの合奏団様は指揮無しで演奏されるそうです。どのようなコンセプトで活動されているのか興味がわきコンサート前に取材をさせて頂きました。
お話はフルーティスト、アコーディオン奏者でいらっしゃる兵藤眞規子さん。
「創立は4年前、本日は20名で演奏します。練習日はメンバーときめていますが今回は栄嶋先生に合わせて約5回で仕上げました。
活動のコンセプトは指揮無しで演奏するスタイル。指揮無しでの演奏は大変難しい(アイコンタクトなども取り演奏とは別に繊細なコントロールが必要である)がそれが楽しさでもありますね。」
オーケストラでは指揮が重要な役割を果たしている。特にクラシックは曲が持つ緩急や呼吸を表現しなければならないため、イル・チェーロ様の演奏レベルの高さ、音楽に対する意識の高さを感じます。また、楽団の方は社会人や学生、、と少ない時間の中で音楽を追究しておられ
コンサートを拝聴させて頂き音楽活動への熱意が伝わってまいりました。プログラム構成もクラシックマニア向けの奥深い選曲でした。コンサートマスター栄嶋氏の演奏は本当に素晴らしく息づかいが印象的。楽しく演奏しておられるお姿は魅了されます。
兵藤様のフルートの音色は美しく楽団の皆様をアイコンタクトで引っ張っておられ、とてもカッコ良かったです。
来年は新しい企画もあるそうで・・・
兵藤様、またゆっくりクラシックへの想いやフルートについてお聴かせ下さい!
素敵なコンサートを有難うございました。 (2019,10/20 コンサート取材)